「浪速のロッキー」の遺伝子がプロレス界を熱くする!

 18日のDDT両国大会(東京・両国国技館)で、プロレスデビューする元プロボクサーの俳優赤井英和(53)の娘、タレント赤井沙希(26)が14日、都内で公開練習を行った。

 3月に同団体の高木三四郎社長と所属事務所の関係者が会食。身長174センチという体格の良さもあり、熱烈なオファーを受けた。沙希自身もボクシングジムに通っていた経験があり、新日本のラジオパーソナリティーを務めるなど格闘好き。頻繁に観戦に訪れていた「DDTなら」と快諾し、プロレスデビューが実現した。

 この日はロープワークなどで軽快な動きを披露。「どれだけ通用するのか早く試したい」と試合を心待ちにした。4月以降、本業の空いた時間を見つけてトレーニングを積み「腹筋が割れてきました」と肉体にも変化が表れてきた。

 所属事務所も、仕事のスケジュールを調整し、練習時間が取れるようにバックアップを徹底。当日は男女混合の6人タッグマッチを行う。「勝負師の家庭なので、やるからには勝ちたい」と覚悟をにじませた。【奥山将志】

 ◆赤井沙希(あかい・さき)1987年(昭62)1月24日、京都府生まれ。06年旭化成のキャンペーンモデル、09年度K-1イメージガールに選出。オスカープロモーション所属。モデル、タレントとして活躍中。趣味は映画鑑賞、ネイルアート。174センチ、A型。