<プロボクシング全日本新人王決勝戦:スーパーフェザー級>◇22日◇東京・後楽園ホール

 三瓶数馬(18=協栄)は願い通りに技能賞を獲得した。2回に右フックで鮮やかなダウンを奪い、さらに連打で仕留めた。協栄ジムは3人が東日本を制したが、ライトフライ級前川が棄権、ミニマム級若原がKO負け。最後のとりでに「プレッシャーがあったが、返しの右は狙っていた。技能賞がほしかったので」と目を細めた。中3までは空手、高1からプロボクサーを目指した。「確実に力をつけてまず日本王者に」と控えめに話した。