<プロボクシング:東洋太平洋フライ級王座決定戦12回戦>◇17日◇東京・後楽園ホール

 元WBA世界フライ級暫定王者の江藤光喜(26=白井・具志堅)が東洋太平洋フライ級2位アーデン・ディアレ(フィリピン)を8回2分51秒、KOで破り新王者となった。3回と7回にダウンを奪われたが、8回開始直後に連打からの左フックで倒すと3度のダウンを奪い逆転勝利。試合後は立てないほど消耗が激しく「だらしない試合。(パンチを)もらいすぎた。ただ、あそこで逃げたら一生後悔すると思った」と話すと、病院に直行した。