29日から三重・伊勢神宮で始まった大相撲の春巡業で休場者が続出した。

 左肩の負傷で春場所を全休した横綱鶴竜(29=井筒)をはじめ、大関琴奨菊が腸炎で、平幕でも宝富士、遠藤、安美錦、常幸龍、旭秀鵬、千代鳳、琴勇輝が不参加。尾車巡業部長(元大関琴風)によると、松鳳山も蜂窩織炎(ほうかしきえん)のため、急きょ休場となった。十両でも鏡桜、千代皇、翔天狼、土佐豊、双大竜、舛ノ山が休場した。

 尾車巡業部長は「ちょっとなあ…。ケガは残念だなあ。しっかり治してもらって、その間は元気な者が留守を預かって、しっかりやっていかないといけない」と話した。春巡業は週末を中心に4月26日まで行われる。