日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で名古屋場所(7月12日初日、愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を行い、御嶽海(22)の新十両昇進が決まった。

 アマ2冠で、幕下10枚目格付け出しで春場所デビューした御嶽海(みたけうみ)が所要2場所で新十両に昇進した。遠藤や逸ノ城らと並んで最速出世。長野県からは68年秋場所の元幕内大鷲以来47年ぶりの新十両となった。この日は、しこ名の由来となった御嶽山が噴火してちょうど8カ月。「運命かなと思う。自分の相撲で地元が盛り上がるのなら、もっと頑張らないといけない」と誓った。