日本相撲協会は大相撲九州場所8日目の15日、度重なる軍配差し違えで同日から3日間の出場停止となった立行司の第40代式守伊之助に代わり、三役格の式守勘太夫が結びまでの残り2番を裁くと発表した。最高位の木村庄之助は3月の春場所を最後に空位が続く。

 相撲協会に残る資料によると、立行司以外が結びの一番を裁くのは、木村庄之助と式守伊之助が不在だった1994年初、春場所の例がある。

 第40代伊之助は先場所10日目に続き、今場所は3日目と7日目に軍配差し違えをした。11日目から復帰する予定。