大相撲夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)に新十両で臨む宇良(23=木瀬)が29日、京都市内で行われた「新十両昇進祝賀会」に出席した。

 母校の京都府立鳥羽高からは、校章をあしらった鮮やかな化粧まわしが贈呈された。前日の関学大に続く化粧まわしの贈呈に「立派な化粧まわしをつけられることを非常に光栄に思います」と感激。「自分が鳥羽高校に在学していたころは、体も今の半分以下で50キロ、152センチで入学して、なかなか勝てない日々が続いたのですが、あきらめずに相撲を続けて、高校で基礎基本を徹底的に稽古で励んできたことが、今の資本になっています。十両に上がれたことを誇りに思ってます」などとあいさつした。