日本相撲協会は名古屋場所8日目の17日、愛知県体育館で定例の理事会を開き、新弟子検査の規定で三段目最下位格付け出し資格について、新たに「全国学生選手権」で8強以上の成績を収めた者を加えることを決めた。今年の大会から適用される。

 これで従来の<1>全日本選手権<2>全日本実業団選手権<3>国体成年個人の3大会のいずれかで8強以上-に加わり、対象は4大会となった。

 また、8月12日に宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区で、東日本大震災復興横綱土俵入りを行うことも発表した。同震災の復興土俵入りは6年連続となる。