大相撲初場所12日目の遠藤戦で右足首を負傷して休場した大関豪栄道(30=境川)が28日、春場所(3月12日初日)が行われるエディオンアリーナ大阪で開かれた力士会後に、今週末から稽古場で相撲を取り始める意向を示した。

 右足関節外側靱帯(じんたい)損傷で全治1カ月と診断されていた豪栄道は、この日の朝、負傷後初めて立ち合いの確認と、ぶつかり稽古をこなした。

 春場所は地元大阪で開催されることもあり「出場する」と話してはいるが、階段の上り下りではいつも以上に慎重になるなど、まだ万全の状態ではない模様。稽古場で相撲をとる時期については「今週末くらいかな」と語った。