日本大相撲トーナメントが11日、東京・両国国技館で行われ、栃ノ心(30=春日野)が初優勝を飾った。

 初優勝した初場所の勢いそのままに3回戦では本場所で25戦全敗の横綱白鵬を、決勝でも関脇玉鷲をいずれも寄り切った。巡業部長代理の春日野親方(元関脇栃乃和歌)から優勝杯を受け取り「師匠からもらうとまた違うね」と笑顔。白鵬も「また力がついた」と脱帽だった。