財務省は29日、東日本大震災の復興費用を賄うために発行している個人向け復興国債の購入促進のため、広告やポスターにアイドルグループ「AKB48」や横綱白鵬らを起用すると発表した。個人向け復興国債は低金利の影響などで販売に減速感が出ているが、国民への周知で購入促進を目指す。

 季節ごとに「復興応援団」として、夏は白鵬、秋は女子サッカーの沢穂希、冬はAKB48、来春はプロ野球横浜DeNAの中畑清監督を起用。それぞれポスターや新聞広告、テレビCMなどに登場する。最初は白鵬の広告で、6月7日から開始する。