AKB48チームAの公演が23日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われ、前日の22日にグループを卒業した篠田麻里子(27)からキャプテンを引き継いだ横山由依(20)率いる「横山チームA」が初日を迎えた。

 冒頭、メンバー15人とステージに立ち、「今までのキャプテンのように背中で見せることはできないかもしれませんが、みんなと一緒の目線でいろんな感情、喜怒哀楽を共にしていきたいと思います。それには、皆様の声援や優しい拍手がとてもありがたく感じることになると思います。今日からスタートなので…未熟かどうかもまだ分からないですが、温かく見守っていただけたらいいなと思います」と所信表明のあいさつをした。

 終演後には「今日のリハーサルでは、先輩方もいじってくれましたし、明るい雰囲気でした。背中で引っ張るタイプではないですけど、いちメンバーとして、みんなと一緒に盛り上げていきたい。若いメンバーも多いし、MCでももっとしゃべれるようなチームにしていきたいです」と話し、決意の表情を浮かべた。

 NMB48チームMに所属し、AKB48チームAの兼任が発表されていた矢倉楓子(16)も初めてフルで出演した。冒頭のトークで、「関西人なんですが、トークが苦手なので…もっとトークを頑張りたいと思います!」とあいさつすると、「ふぅちゃ~ん!」と大歓声で迎えられた。

 また、この日は6月30日に20歳になった菊地あやかの生誕祭だった。アンコール後にJKT48仲川遥香(21)からの手紙が読み上げられると、感動の涙を流し、「今日は本当に、最高の日ですね!

 寝られないかも」と話していた。