SKE48松井珠理奈(16)松井玲奈(22)が2日、都内で行われたトークイベント「“もののけ姫”と“かぐや姫”~2人の“姫”はこうして生まれた~」にサプライズ出演した。

 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(65)と西村義明プロデューサー(36)がトークを展開する中、制服姿の2人が登場。公開中のジブリ映画「かぐや姫の物語」を見た感想を聞かれ、珠理奈は「6回泣きました。喜怒哀楽というか、全ての感情が出たんですよ。おじいちゃんおばあちゃんに育ててもらって、最終的に別れが来てしまうところとか、すごく寂しかった」と話した。

 玲奈は「2時間があっという間にすぎていきました。物語としての起承転結のほかに、かぐや姫の感情の起承転結みたいなものがあるのが興味深かったです」と笑顔をみせた。

 4日にブルーレイが発売される「もののけ姫」についても、好きなキャラクターについて熱く語った。珠理奈が「はじめはコダマが好きだったんですけど、最近になって、でいだらぼっちに切なさを感じるようになった」と話せば、玲奈は生き生きとした表情で「一番好きなのは、タタリ神です。当時小1ながら、あんな動きをするアニメーションを見たことがなくて、お母さんにぬいぐるみをねだりました。買ってもらえませんでしたけど」と説明。鈴木氏からは「頭、おかしいんじゃないの?」と突っ込まれていた。

 西村氏が「かぐや姫の物語」の音響効果などについて説明すると、「ジブリが大好きで、今日は楽しみすぎて眠れませんでした」という玲奈は興奮気味に話した。「『耳をすませば』の、『やなやつ、やなやつ、やなやつ』のところとか、足音がすごく印象的です。音の効果ってすごいんですね」。詳細な説明に、鈴木氏から「君は、すごいな~」と感心されていた。

 トーク中、鈴木氏が知人の司会者をいじりながら「あのおじさんはね、2人の女性を追いかけて、二股してたんだよ。ああいうのって、君はどう思う?」と2人に問いかけた。珠理奈は「ダメです!

 1人じゃなきゃ。握手会とかでも、『俺は珠理奈だけだよ』って言う人に限って、違う子の列に並んでいたりする。そういうの、寂しいな」ときっぱり。司会者は苦笑していた。