“永尾画伯”の本領発揮だ!!

 恐竜展応援隊長に就任したAKB48の永尾まりや(20)が16日、パシフィコ横浜で開催された「ヨコハマ恐竜展2014~新説・恐竜の成長~」(8月28日まで)のオープニング式典に出席した。

 絵を描くことが趣味の永尾は、1週間かけてティラノサウルスとトリケラトプスの絵画を製作。式典では力作を初披露した。永尾は「ティラノは凶暴そうにみえて前足が小さい。トリケラは貫禄があるように描きました」とアピールしたが、「会場のクオリティーが高い分、(絵画で)クオリティーが下がらないか心配…」と苦笑いした。2つの絵画は会場出口に設置してあり、ファンは「これは、ヤバイ!!」と声を出して記念撮影をしていた。

 また、絵画の隣には、永尾と来場者が撮影できる「顔出し看板」(縦1・8メートル×横1・2メートル)が設置され、来場者は撮影を楽しんだ。

 永尾は横浜市出身で、AKB48と個人として幅広く活躍していることから応援隊長に決まった。幼少時から恐竜に興味があり、1歳年上の兄と一緒に「ゴジラ」鑑賞や、恐竜の化石発掘キットで遊んでいたという。式典には映画「ジュラシック・パーク」の主人公のモデルになったジャック・ホーナー博士(68)と初対面するとのことで、数週間前から恐竜の猛勉強をした。

 式典後には会場を一回りし、ティラノサウルスのコーナで「恐竜って老若男女が好む不思議な生物ですよね。(AKB48)メンバーに応援隊長のことを話したら、みんなにうらやましがられました。『恐竜=永尾まりや』と言われるように、これからも恐竜の勉強を続けたいです」と、“恐竜女子”になることを誓った。

 会場には米・モンタナ州のロッキー博物館が所有するトリケラトプスなどの化石や標本が約30点展示されている。目玉である約1・5メートルの世界最大級のティラノサウルス・レックスの頭骨化石の前には、多くの客が並んでいた。