AKB48大島優子(23)が29日、ロンドン五輪の競泳男子400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した萩野公介(17)を祝福した。公式ブログに「栃木の星です!」とメッセージを書き込んだ。AKB48のファンで、中でも大島の大ファンと公言する萩野は6月の選抜総選挙を見学。その後に地元の栃木で行われた公演にも足を運び、メンバーの宮沢佐江(21)松井珠理奈(15)梅田彩佳(23)と対面した。同郷の推しメンからの祝福は、萩野にとって一生の思い出になりそうだ。

 大島は29日夜、ブログに賛辞のコメントを書き込んだ。まずは「栃木の星です!」と同郷として祝福。続けて「さらに私を推しメンだと言ってくれているそうで、うれしいです」とつづった。以前から自分の大ファンと聞かされており、その活躍も祈っていた。「私も栃木の星、と言われるように頑張ります!」と書き込み、刺激を受けた様子だった。

 萩野は五輪前、自分の夢は「メダルを取って、大島さんと対談すること」と大まじめに答えていた。競泳男子では56年ぶりに高校生でメダル獲得という快挙を成し遂げた。大島の反応が気になるところに、これ以上ないメッセージが届いた形だ。

 ほかのAKB48メンバーも歓喜した。海外ロケ中の宮沢は中継を見ることはできなかったが、関係者から銅メダル獲得を知らされると「同世代の真剣な姿勢やガッツを見ると本当に勇気をもらえます。日本中の多くの方が元気や勇気や活力をもらえたと思います!

 本当にありがとうございます!!

 心から祝福し応援しています!!」とコメント。珠理奈は「おめでとうございます!!

 びっくりしましたが、私もすごくうれしいです。次は自分の記録を抜くことが目標になると思いますが、堂々(銅銅)と頑張ってください!

 これからも応援しています!」と得意のギャグを交えて祝福。梅田もツイッターで「銅メダル!!おめでとうございます!」とつぶやいた。

 萩野は日刊スポーツの依頼で観戦記を寄せるため、6月6日のAKB48選抜総選挙を東京・日本武道館で見学。これが交流の始まりとなった。大島の1位を見届け、高橋みなみや篠田麻里子のスピーチに共感や感激もした。同月8日に栃木・宇都宮で行われた公演にも足を運び、大島には会えなかったが、宮沢、珠理奈、梅田らと初対面が実現。宮沢の握手会に並んだことを明かし、「いつも頑張っていらっしゃる姿を尊敬していました」と告白。帰り際には「AKBに力をもらってきた僕も、今まで以上に五輪で結果を残したいと思えてきました。本当に刺激になりました」と話していた。【瀬津真也】