【カーディフ(英国)7月31日=瀬津真也】AKB48倉持明日香(22)が、なでしこジャパンをスタンドから応援した。日刊スポーツが毎月第3金曜日から発売する月刊AKB48グループ新聞と、BS-朝日のスポーツ番組「スポーツX(クロス)」のロンドン五輪取材のために、30日に英国入り。約9カ月前に取材したMF沢穂希(33)らなでしこジャパンの活躍を見届けるため、女子サッカー1次リーグF組第3戦日本-南アフリカ戦のカーディフ・ミレニアムスタジアムに駆けつけた。

 「うそ~っ。手を振ってくれてる。見つけてくれたぁ~」

 興奮は試合前からマックスになった。なでしこの入場式を待つ間、この日は控えでピッチにいた沢が、倉持に向かって手を振ってきたからだ。「私、ぜひロンドンまで応援に行きます!」。沢とかわした約束を実現できた。その喜びに加え、沢が自分に気づいてくれ体が熱くなった。

 スタンドでは精力的に動き回った。FW大野忍(28)の両親やFW丸山桂里奈(29)の母を直撃取材。「ご家族みんなで一致団結して試合を戦ってることが分かりました。胸が熱くなります」とさらに興奮した。

 試合は0-0で終了。と同時に「南アフリカは身体能力が高くて手ごわかったけれど、日本は技術と冷静さで試合を支配してるように見えました。決勝トーナメントも大丈夫ですね」と、胸をなで下ろした。

 元プロ野球ロッテ投手の倉持明氏(60)を父に持つ倉持は、この後も可能な限り五輪取材に臨む。詳細、全容は今月20日から順次発売の月刊AKB48グループ新聞8月号で特集する。