AKB48のメンバーが出演するオフィスドラマの収録が順調に進んでいる。七夕の7月7日、フジテレビ系で放送される「AKB48ショートストーリー(仮)」(深夜0時25分)だ。メンバーがリレー形式で登場するアサヒ飲料「WONDA×AKB48」CMの世界観をもとに、1話完結のショートストーリーが連なるオムニバスドラマとなる。

 出演メンバーは、AKB48の大島優子(24)柏木由紀(21)小嶋陽菜(25)篠田麻里子(27)島崎遥香(19)渡辺麻友(19)と、SKE48の柴田阿弥(20)。柴田は20日に行われた選抜総選挙で圏外から一気に17位に入り、「ジャンプアップ賞」を受賞。そのごほうびとして、SKE48からただ1人出演する。

 先日は、選抜総選挙で昨年の23位から12位に躍進した島崎の出演場面の収録が行われた。紺色の制服姿で真剣な表情でパソコンを見つめている。壁に貼られているポスターや置かれているパンフレットを見ると、どうやら舞台は旅行会社のカウンターのようだ。詳しいストーリーは当日の放送で明かされるが、初の選抜入りを果たした「次世代エース候補」の本格的な演技が注目される。

 オフィスを舞台にしたドラマ仕立ての「WONDA×AKB48」CMでは、大島が落ち込んでいる先輩をものまねで励まし、渡辺麻が、あこがれの部長を笑顔にするために奮闘。小嶋は使い慣れないタブレットに焦りながらも、笑顔で部長に資料を提示する。メンバーそれぞれが明るく個性的なOLを演じ、お茶の間の話題を呼んでいる。

 今回のドラマでも、メンバーがさまざまなシチュエーションのOLに扮(ふん)し、日常のちょっとした出来事やハプニングを前向きに乗り越えていく様子が描かれる。太和田伸也(65)大杉漣(61)柄本佑(26)らCMにも出演した俳優陣が脇を固める。

 七夕の夜、AKB48の織り姫たちが繰り広げるユニークなオフィスドラマ。どのメンバーがどんなオフィスで、どのようなOLを演じるのか、当日のお楽しみという。