歌舞伎俳優坂東玉三郎(58)が26日、都内で、シネマ歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(31日公開)の会見に出席した。有吉佐和子さんの原作で、杉村春子さんの当たり役を、88年から玉三郎が受け継いだ作品。昨年12月の歌舞伎座公演を映画化した。

 玉三郎は「こんなに長くできるとは思わなかった。映像にもこだわり、カメラを4台から6台に増やしてもらって撮影しました。飽きずに楽しめると思います」とPRした。