映画「フィッシュストーリー」(来年3月公開)の完成披露試写会が18日、東京・有楽町朝日ホールで行われた。「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋監督作品。1975年に売れないパンクバンドが最後に放った1曲が、37年後の2012年に地球滅亡を救えるかがテーマ。

 ヒロインの女子高生役の多部未華子(19)は「監督とは3年ぶり2回目。現場がすごく楽しかった。それが伝わると思う。ラストがスッキリ、さわやかな作品です」。主役の伊藤淳史(24)は「多部さんが、とにかくかわいい」。気の弱い大学生役の浜田岳(20)は「僕の聖子ちゃんカットとピッチピチのブーツカットを見てください。監督は、いいヤツです」と話していた。ほかに高良健吾、大森南朋が出席した。