4000万アクセスを超えたケータイ小説を映画、連続ドラマが連動して映像化する「赤い糸」の制作発表が、東京・飯田橋の東京大神宮で行われた。来月6日にフジテレビ系の連続ドラマ(土曜午後11時10分)がスタート、同20日には映画が公開される。

 主演は南沢奈央(18)と溝端淳平(19)のカップル。過酷な運命に翻弄(ほんろう)されながらも純愛を貫こうとする。ドラマは全11話。第1、2話で中学2年時、第3話から中学3年になり映画と同時期を描き、第9話が映画のラストと重なる。第10、11話は映画以降を描く。

 南沢は「私も運命を信じている。こういう恋をしたいと思います」。溝端は「恋愛以外にも、友情、家族などの運命を感じほしい」。南沢の初恋の相手を演じる木村了(20)は「この年齢で中学生役は大変。声が低いとダンディーになってしまうので、声を高くして演じました」。今どきの女の子を演じた岡本玲(17)は「ゴスロリの衣装で踊るシーンがあるので、そこを見てください」と話していた。

 他に石橋杏奈、桜庭ななみ、柳下大、山本未来、小木茂光、渡辺典子、沢木ルカ、宮武美桜が出席した。