麻生太郎首相は6日、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の滝田洋二郎監督と、短編アニメ賞を獲得した「つみきのいえ」の加藤久仁生監督の表敬を官邸で受け「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)連覇と並んですごく明るいニュースだった」と祝福した。

 首相は「若い人にも刺激になったのではないか」と受賞を評価。2人が持参したオスカー像を手にし「結構、重いね」と笑顔を見せた。

 滝田監督は表敬後、記者団に「(映画に携わる)人材育成などで力強い支援をお願いしたい」と語った。(共同)