女優夏未エレナ(14)の映画初出演、初主演作「三十九枚の年賀状」(図師三千男監督)が20日、東京・六本木シネマートで初日を迎え、舞台あいさつが行われた。太平洋戦争末期に出会った若い男女が、触れ合うことなく40年にわたり心を通わせた純愛を、宮崎を舞台に描く。夏未は「初主演と聞いて、最初は本当だと思えなかった。こんな自分でいいのかと思いましたが、現場で監督に指導してもらって乗り越えることができました。戦争は教科書で見た世界だから、イメージがわきませんでしたが、繰り返してはいけないと思いました」と話していた。