映画「フラガール」などを手掛けた映画制作配給会社のシネカノン(東京)と関連の映画館運営会社が28日、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。帝国データバンクによると、負債総額は2社合計で47億300万円。
帝国データによると、売上高は2005年9月期に34億円を計上したが、06年公開の「フラガール」以降はヒット作品に恵まれず、飲食事業も不振で業績が悪化していた。現在、東京都内に3店舗の映画館を展開する。
シネカノンは在日コリアンの李鳳宇氏が1989年に設立し、大手映画会社とは一線を画して海外の良質な作品を配給。朝鮮半島の南北分断をテーマにした「シュリ」などの作品を日本国内で紹介し、韓国映画ブームの先駆けとなった。
映画製作に乗り出し、93年公開の「月はどっちに出ている」が大ヒット。「パッチギ!」などの人気映画も手掛けた。
その後、映画館経営にも手を広げ、韓国に日本映画専門館を開設し話題を呼んだ。




