映画「おとうと」の初日舞台あいさつが30日、都内で行われ、姉弟役の吉永小百合(64)と笑福亭鶴瓶(58)山田洋次監督(78)らが登壇した。吉永は「昨晩は不安で眠れませんでした。皆さんに来ていただいてうれしい」と笑顔。鶴瓶は「全国でたくさんお客さんが入っているみたいでうれしい」と喜んだ。2人は前日29日放送のテレビ番組で「次は夫婦役をやろう」と約束し、指切りげんまんまで披露。山田監督はその話題を振られると「この2人なら、いろんなイメージがふくらむ」と、2人の再起用に前向きだった。

 壇上で、山田監督が来月のベルリン国際映画祭でベルリナーレ・カメラ賞(特別功労賞)を受賞することが発表された。00年の市川崑監督、01年の熊井啓監督に続き、日本人では9年ぶり3人目。「この映画は、市川監督の『おとうと』(60年)にささげる作品。市川さんが受けた賞を頂き、感謝したい」と話した。