女優吹石一恵(28)と俳優宮藤官九郎(40)が20日、都内で、出演映画「ゲゲゲの女房」(鈴木卓爾監督)の初日舞台あいさつに立った。

 漫画家の水木しげる氏の妻布枝さんが書いた自伝エッセイの映画化で、吹石は先行公開された鳥取県や島根県でも舞台あいさつをするなど、映画の宣伝に協力してきた。「今までいろんな映画に出ましたけど、一番PRは頑張ってます。100件以上、取材を受けました。街中で『ゲゲゲ』と聞こえてくると、つい反応してしまう」と明かした。

 水木氏の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」の主人公、鬼太郎の着ぐるみも登場。山陰地方の名産で、漫画とコラボで発売中のラッキョウを2人にプレゼントした。宮藤は「ラッキョウをもらったので、近くのカレー屋さんに行ってカレーを食べたい。これを持っていったら、嫌な顔をされるかも」と笑いを誘った。