女優菅野美穂(33)が30日、都内のホテルで行われた主演映画「ジーン・ワルツ」(大谷健太郎監督、2月5日公開)の完成披露試写会に登壇した。劇中では顕微授精のスペシャリストと呼ばれる天才産婦人科医を演じ、この日は現役女医65人と対面した。

 菅野は「圧巻です。皆さんお美しいですね。かっこいい、超すてき」と興奮気味だった。生命誕生の舞台で熱演したことで、母親になりたいという気持ちを新たにした様子。「私の友人たちはみんな母親になっていくんですが、私はなかなかなれない。のんびりとしていられない」と焦りを漂わせていた。

 共演の白石美帆、桐谷美玲、片瀬那奈、南果歩、原作の海堂尊氏も登壇した。南は帝王切開で出産した自身の体験を振り返り、「今度出産するなら、菅野さんに取り上げてもらいたい」と希望。菅野は「免許がないんですけど」と苦笑いを浮かべていた。