【カンヌ(フランス)17日=木下淳】カンヌ国際映画祭に出品された「TOKYO!」を構成する短編「インテリア・デザイン」(ミシェル・ゴンドリー監督)に主演した藤谷文子(28)は、父の米俳優スティーヴン・セガールに先駆けてカンヌデビュー。参加の報告はしたが「『ふーん』って無反応に近かった」。一方でオーディションを勝ち抜いてカンヌまでたどり着いた過程には喜んでいたという。作品については「変身場面が大量にカットされていてショックだったけど、ミシェルと友達になって、もう1本、新作を撮ってもらった」。