福山雅治(39)主演の映画「容疑者Xの献身」(10月4日公開)の記者会見と舞台あいさつが22日、都内で行われた。昨年10月から放送されたフジテレビ系ドラマ「ガリレオ」の映画版。出演する柴咲コウ(27)は題名にちなんで「男性キャストの方たちのちょっとひわいな話に献身的に付き合いました。男社会でもまれるってこういうことかな、と感じました」と明かし、横に並んでいた福山と堤真一(44)をチラリ。「1番は?」と聞かれると「いいんですか?」と笑い、出席していなかった北村一輝(38)の名前を挙げた。

 88年の「ほんの5g」以来の映画出演で、初主演の福山は「ものすごくプレッシャーを感じていた」と、真剣な表情で話した。福山のラジオ番組をよく聴き、身近に感じていたという堤が「福山君の役作りを邪魔するぐらい、無駄話をした」と打ち明けると、「最初はこの人、おれをつぶそうとしているのかと思った。それぐらい(堤が)関西の普通のオッサンみたいに気さくに接してくださった」と、笑みを浮かべた。