原田監督裕次郎魂で世界へ/映画大賞
<日刊スポーツ映画大賞授賞式>◇28日◇ホテルニューオータニ
原田真人監督(59)は壇上で、裕次郎さんへの思いを力説した。「映画監督になろうと思った16歳の時、日本で1番光り輝いていた映画人が、石原裕次郎さん。世界に向けて羽ばたこうとする裕次郎さんを見守っていました」。自らも専門学校を経て、米国や英国へ留学。海外での映画製作に挑んできただけに、石原裕次郎賞の重みが身に染みた。「この賞をいただいたことは、『世界へ向かって羽ばたけ』という意味だと思います。あ、あり、ありがとうございました!」。司会の露木氏から「いいお話をいただいたのに、最後にかんじゃいましたね」と突っ込まれ、苦笑いを見せた。
受賞作「クライマーズ・ハイ」は、85年の日航機墜落事故を題材に、史上最悪の死者520人という大惨事を再現。地元新聞社の混乱ぶりを詳細に描いた。まき子さんから「俳優さんが本当の新聞記者のようだった。魅了されました」と感想をもらい、「まき子さんにほめていただき、感動しました」。
主演の堤真一(44)から花束を贈られ、宴席では共演で助演男優賞の堺雅人と談笑した。「スタッフやキャストの頑張りで、ここまで評価していただいた。来年は時代劇を作って、世界に出ていきたい」。裕次郎さんの挑戦を引き継ぐつもりだ。【柴田寛人】
[2008年12月29日6時49分 紙面から]
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