第51回ブルーリボン賞が14日、東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)から発表された。
木村多江(37)が“引退危機”を乗り越え、主演女優賞を獲得した。「ぐるりのこと。」では子どもを失った悲しみから、うつ病を患う女性を演じた。限界を感じていた時に出演依頼を受けた。出演作「白い巨塔」「大奥」などで評価を受け、活動は順調にみえた。「実は芝居が嫌で苦しかった。望まれるイメージに近づこうと無理してました。精神的に追い詰められ、このままではダメになると思っていた」。監督に「役をそのまま生きてほしい」と言われ決断。撮影中は「うつ状態」になるほど身を削ってのめり込んだ。「すべてをさらけ出せた。こういうことがやりたかったと気づかされました」。
撮影後の昨年2月、長女を出産。流産危機もあり長期入院を余儀なくされた。半年間まともに歩けないほど足腰が弱っていた。「この作品に出合っていたから復帰に向けて頑張れました」。今は演じることが楽しみでしょうがない。




