俳優織田裕二(41)が新たな当たり役誕生を予感した。主演映画「アマルフィ

 女神の報酬」(西谷弘監督、7月18日公開)の製作報告会見が4月30日、都内で行われ、外交官を演じた織田がシリーズ化への意欲を語った。フジテレビ大多亮プロデューサーが続編製作を示唆すると、織田は「掘り下げれば広がりの可能性を感じるキャラクター。やれと言われたらぜひやりたい」と語った。

 役柄への強い手応えを感じさせた。もともと続編を好まないタイプで、大ヒット作「踊る大捜査線」でさえパート2製作には慎重だった。ところがこの日は迷いなく「設定も面白い。どんどん欲が出てきた」と強い意欲を口にした。

 イタリアオールロケだった撮影については、西谷監督から「目力(めぢから)を抜いて。大人の男のやさしい柔らかさを出してほしい」と要求され「ダメ出しもされました」。3カ月間向き合った新キャラクター。「今は早く作品を見たい」と心躍らせた。