人事コンサルティング会社、JTBモチベーションズが、社会人のモチベーション傾向に関する調査を行った。3802人のデータで「やる気」を数値化した。

 職種別でモチベーションが高いのは「営業・販売系」の71・2点で、低いのは「開発・製造系」の62・3点だった。開発・製造系は、労働時間や労働環境を適正なレベルに保つことが必要という。業界別でモチベーションが高いのは医療関連メーカーで73・4点。低い業界はIT・通信業界の63・1点だった。

 年齢別では、就業年数3年~4年の20歳代後半が最も低かった。モチベーションが外発的なものから内発的なものに変化するはざまの年代だ。また、男性より女性の方がモチベーションが低く「女性が思う存分モチベーションを発揮する状態にはまだ道のりは遠いものと思われる」としている。