日本テレビの大久保好男社長(64)は23日、都内で行われた定例会見で、ホステス勤務を理由に内定を取り消した東洋英和女学院大4年の笹崎里菜さん(22)との民事訴訟で、和解したことについて説明した。

 「和解勧告を受け入れることが日本テレビにとって最善であると判断しました」

 笹崎さんは一昨年9月に日本テレビのアナウンサー職の内定を得たが昨年5月に取り消し、「地位確認請求」の訴訟を起こして、今年1月8日に日本テレビが東京地裁の和解勧告を受け入れて予定通り4月1日の入社が認められた。

 入社後の担当番組などについては、大久保社長は「入社して、一定の研修を受けてから」と話した。