NHK連続テレビ小説「まれ」の横浜編メンバーによるスタジオ収録が7日、東京・渋谷の同局で行われ、ヒロイン役の土屋太鳳(20)ら出演者が見どころを語った。

 5月11日の週から横浜編がスタート。まれが横浜に旅立ち、師匠の元でケーキ修行を始める。土屋は「横浜編はまれちゃんの変化が激しい時期。私も頭がいっぱいいっぱいの時、皆さんにたくさん支えていただいて撮影を踏ん張っています」と話した。

 うだつの上がらない先輩パティシエ役のドランクドラゴン鈴木拓(39)は、能登編の郵便局員役で登場する相方、塚地武雅を意識して「バーターではありません」。また「今までは正直バーターでしたが、相方よりせりふが多い」と胸を張った。

 実際に塚地のバーター出演ではなく、高橋練チーフプロデューサーは「まれより10歳以上も年上なのらにうだつが上がらない先輩役を考えた時に、ふと鈴木拓さんが浮かんだ。スケジュールも大丈夫とのことだったので。日本海で塚地さん、横浜で鈴木さん。どこかで2人が会うシーンがあったら面白いですね」。鈴木の出演を知った塚地は「えーっ」と驚いていたという。

 鈴木は横浜編について「話が殺伐としてきます」とPRし、高橋チーフプロデューサーから「見知らぬ都会でまれがアウェーになるということです」とフォローされていた。