プロレスラー天龍源一郎(65)が幽霊に完敗した。

 17日、東京・新宿FACEで映画「呪怨-ザ・ファイナル-」(落合正幸監督、20日公開)のイベントに出演。今年11月に引退を控える天龍と、16年に及んだシリーズ最終となる同作の「ファイナル」つながりで、マッチメークされた。

 キャラクターの伽梛子と俊雄親子が天龍を迎え撃った。

 対決は3番勝負。歩数計カウント対決で天龍が先勝したが、ジェスチャークイズゲームでは、親子の絆を生かした伽梛子組が勝利。1勝1敗で迎えた最後の勝負は「早口対決」。滑舌の悪いことで最近注目される天龍は、「なまむぎ○◆※△…」と大苦戦。一方の伽梛子は役柄を捨ててまで「生麦生米生卵!」と言い切って勝利した。

 対戦を終えた天龍は、幽霊との対決に「未知との遭遇でした」と苦笑いしつつ「映画が16年続くのは本当にすごいこと」と褒めたたえた。もっともホラー映画は苦手で、見たことがない天龍は「多分見ることはないでしょう。怖いのはダメ」と一刀両断。伽梛子から、引退試合に親子で応援に行くと告げられると「ちゃんと2人も入場数にカウントします」と出迎える姿勢を見せた。