タレント栗原類(20)が翻訳に初挑戦したコミック「リズ・クリモのちいさいセカイ」(飛鳥新社)の出版記念の握手会が4日、都内の書店で行われた。

 英国人の父と日本人で翻訳家の母のもとで育ち、英語も堪能な栗原は「日本の皆さんにどう訳したら笑ってもらえるか苦労しました。僕にとっても挑戦で、笑いのつぼも学べたけれど、完成までには5カ月かかった。需要があれば、長編小説なども翻訳したいです」。初翻訳の手ごたえを点数で聞かれると「5点満点で4点かな」と答えた。

 5月にテレビ番組でニューヨークに住んでいた小さいころ、発達障害の1つで話に集中して聞けない「注意欠陥障害」と診断されたことを明かしたが、この日は「周りの支えがあれば、普通に生活できることを知ってほしい」と話した。