ほっしゃん。から本名に戻した星田英利(43)が7日、観光大使を務める出身の大阪府阪南市で、地元の浪花酒造とコラボレーションした日本酒「浪花の星田」を発表し、網膜剥離の経過状況を報告。

 8月にもレーザー治療を決めることを明かした。

 今年3月に「かなり進行した網膜剥離」と診断され、放置していれば最悪の場合、失明する可能性もあった。このため、定期的に検査を受けながら、経過観察を続け、次回は8月に診察予定。「8月の治療のとき、レーザー治療をすることが決まると思う」。ただし、剥離の位置が「黄斑(網膜の中心部)の近くなので、(視界に)影が残ると言われた」そうで、現在は、保険適用外の処置を受けるか迷っているという。

 「高額なんでね…40万円はかかるらしい。それに、5日間は全身、すべて、光を浴びられないので、仕事もできないし」。昨年秋に復縁し、再婚した夫人も「目のことだから、ちゃんとした方がいい」と心配しているといい、8月の治療時に決断する。

 その夫人と、長男とは、現在は離れて暮らしているが、息子を思うと「涙が出てくる」そう。この日、発表した日本酒「浪花の星田」のラベルは「息子が20歳になったら酒を酌み交わしたい」との思いから、毛筆を持たせ、息子に書かせた文字を使った。

 「息子は筆も持ったことないし、墨を飛ばして遊んでたみたい…。でも、見よう見まねで一生懸命、何枚も何枚も書いて送ってきてくれた」といい、自慢げにラベルを公開した。

 その完成品を携帯電話で撮影し、息子にメール送信。「お前が20歳になったらパパと一緒に…って話してたら、泣きそうになって」と、この日も感極まった様子。ところが、肝心の息子の反応は微妙。「息子は『ビールがいい』って…」と話し、苦笑していた。