来年公開の映画「後妻業(ごさいぎょう)」の大阪ロケがこのほど公開され、主演の大竹しのぶ(58)が共演の豊川悦司(53)とともに取材に応じた。

 直木賞作家・黒川博行氏の受賞後第1作が原作で、大竹は老人をだます後妻業の女小夜子を演じる。セリフが大阪弁で「関西弁を話す人(離婚した明石家さんま)と暮らしていたけど、難しい。私がこういう役をするのを喜ぶんじゃないですか? 『よかったわ、殺されなくて…』と言っているのが想像できます」。さんまからの方言指導は「奈良県出身なので、頼みません」と笑顔で“拒否”した。小夜子と共犯の結婚相談所所長役で、大阪出身の豊川は「大竹さんの関西弁は完璧です!」と太鼓判を押していた。