お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太(38)が、アマチュア女子ボクシングから現役引退した相方のしずちゃんこと山崎静代(36)から「ごめんなさい」と謝罪のメールを受け取ったことを明かした。

 山崎は19日、大阪市内で引退会見を行い、体力の限界により引退を決意したことを明かした。また、山里に対し、ボクシングを始める際に応援してくれたとして感謝の言葉も口にした。

 山里は21日深夜放送のラジオ番組「山里亮太の不毛な議論」で山崎の引退について触れ、「ずっと頑張ってました、リオのオリンピックに向けてね」と労った。

 引退を表明した山崎から「ごめんなさい」と題したメールを受け取ったという。その内容は、お笑いに打ち込むべき時間をボクシングに費やしたことが山里への「裏切り行為」だと申し訳なく思っていた山崎は「自分がオリンピックを目指す、リオに出る、それで商品価値を山ちゃんの中で見い出せるから、その時間を私にくれていたんだ」と自分に言い聞かせてボクシングに励んだが、その道をあきらめてしまったことへの謝罪だったという。

 そんな山崎の謝罪に、「俺、そんなにしずちゃんのことをいつの間にか追い詰めていたんだ」とショックを受けた山里。しかしメールの内容は謝罪に続いて「こんな私を待っていてくれてありがとう。私もちゃんと、それに応えるように頑張ります」と感謝の言葉がつづられており、山里は「ブワッと身体が熱くなった」。その熱い思いの勢いで漫才を書き始めたが「久しぶりに漫才書くから、何も出ない」と、ブランクによる不調を自虐的に語った。