歌手で女優の酒井法子(53)と杉浦幸(55)が、森田健作(74)がパーソナリティーを務めるニッポン放送の特番「森田健作 青春の勲章はくじけない心 増刊号」(5月3日午後4時)にゲスト出演することが29日、分かった。
アシスタントのタレント西村知美(53)と酒井、杉浦は、1983年(昭58)から94年(平6)に発刊されていたアイドル雑誌「Momoco」の企画「モモコクラブ」の出身。3人が、そろって共演するのは今回が初めてとなる。
「モモコクラブ」会員には「桃組出席番号」があった。今回の3人の中では西村が一番先輩で922番。続いて杉浦の1173番で、酒井は1482番だった。約3000人の会員がいたと言われ、飯島直子(219番)や鈴木保奈美(528番)、田中美奈子(1312番)、羽生善治日本将棋連盟会長夫人となった畠田理恵(1404番)などもいた。
西村は「もしかしたら、今、活躍されている人の中には、もしかしたら名前を出されたら迷惑だって言う人もいるかもしれませんね(笑い)。私の場合はモモコクラブ繋がりで幸ちゃんとは仲が良くなりました」と振り返った。
当時は西村と杉浦、そして島田奈美(現島田奈央子)で「桃組3人娘」と呼ばれていた。杉浦は「プライベートでも、よく会っていました。買い物に行ったり、お互いの家を泊まり歩いたこともありました」。
ところが、西村と杉浦は「仕事では1回も一緒になったことがなかったんです」。酒井が「じゃ、知美ちゃんと幸ちゃんがお仕事で共演するのは、今回が初めてなの」と驚くと、西村が「実はそうなんです」。
酒井が「私は知美ちゃんはもちろんだけど、幸ちゃんとも一緒になったことがあったんですけどね」と言うと、西村は「いつも何でだろうねって言っていたんです。プライベートでは仲良かったから“共演NG”ではなかったのですが、おそらく事務所の事情と言うか、私たちには分からない“大人の事情”があったのかもしれないですね」と笑った。
さらに、話題はファンからのプレゼントになり、杉浦が「好きなアクセサリーを買ってくださいと、20万円が送られてきた」。酒井は「婚姻届と指輪が送られてきたことがあった」。西村は「部屋の鍵が送られてきた時は驚いた」と振り返った。
森田は「80年から90年代はテレビ番組も活気があった。活躍の場が多かったから、みんな個性を引き出すことができたから、ドラマも面白かった。時代が変わっても大切なことは残っていって欲しい」と話した。
番組後半には京本政樹(65)も加わり、当時のアイドルには欠かすことのできなかった「親衛隊」についても言及。西村は「キャンペーンなどでは守ってもらってもらった」。他にも数々の話題のドラマを制作してきた「大映テレビ」について、話が盛り上がったという。