アニメ映画「Go! プリンセスプリキュアGo! Go!! 豪華3本立て!!!」大ヒット御礼舞台あいさつが7日、都内の新宿バルト9で行われた。

 この日は、劇中にキーワードとして登場した「プリン」にちなみ、スタッフが手作りした「超巨大プリン」が登場。15リットルの型を使った直径、高さともに約30センチの大物に、プリキュアを演じた嶋村侑、浅野真澄、山村響、沢城みゆきの4声優もビックリ。嶋村は「(演じる主人公・春野)はるかだったら完食できるんでしょうね(笑い)。これを作ったスタッフさんの熱意にかんぱいです!」と喜んだ。

 4声優は実際にプリンも食べた。沢城は「プリンを大勢の人の前で、もくもくと食べるなんてことないですよね」と笑った。浅野も「かむと音がするプリンを食べたのは初めてですが、スタッフのプリキュアに対する思いが集約されてるなと感じました。作るのは大変だったと思うけど、みんなを喜ばせよう、楽しませようという思いが詰まっている象徴だと思いました」と感激した。

 嶋村は、母が見た感想を聞き、公開したという実感が湧いたという。「『あなたの声が入っていない、最初のショートムービーが1番好き』と言われてしまいました(笑い)。愛があふれすぎたんだと私は解釈していますが『すごくすてきな作品に出られて、あなたは幸せね。スタッフの皆さんに感謝しなさい』とも言ってくれました。母に言われたことで、さらに実感できました」と喜びをかみしめた。

 浅野は「私の父は60代なのですが、プリキュアを見るようになって、行きつけの美容師さんの5歳の娘さんとお友達になれて、いつもプリキュアの話で盛り上がっているそうです」と明かした。

 山村は、嶋村と同劇場で映画を一緒に見たと明かした。「実は公開初日翌日(嶋村)侑ちゃんとここで映画を見させていただきました。みんなが(応援グッズの)ミラクルプリンセスライトを一生懸命振ってくれたり、中には高校生カップルもいたりして、キュンキュンしちゃう! と思いましたし、みなさんの反応を実際に見ることができて、本当にいろいろな層の方に愛されているんだなと感じて、すてきな時間を過ごせました」と感激を新たにした。

 沢城は「ルパン三世」の峰不二子の3代目声優を務めるなど、大人っぽい役どころも多く「これまで私が出ている作品は、近所に住んでる子供たちにも見てもらえるようなものがあまりなかったのですが、プリキュアは一緒に楽しんでくれているようでうれしく思っています」と喜んだ。そして「『ミラクルプリンセスライトを振りながら見て、映画館から帰ったらプリキュアごっこをしていたよ』と、その子たちのお母さんから報告を受けて、うれしくなりました」と目を輝かせた。

 最後に、嶋村は「みんなも言った通り、作っている人の愛情を感じながら日々収録しています。みなさんにお会いできる機会もたくさんあって、うれしいです。皆がパワーをくれるから、プリキュアはずっと走ってこれたし、これからも走っていけるんだと思います。『最後までついてくるお覚悟は、よろしくて?』最後までよろしくお願いします。ありがとうございました!」とあいさつした。