NEWSが23日、グループ初のDVDシングル「四銃士」(25日発売)の発表会を都内で行った。

 オーケストラの演奏をバックに同曲を生披露した後、手越祐也(28)は「修正点はたくさんあるけど、初披露する機会としては気持ち良かった」と満足そうに話した。

 作曲家ラフマニノフの名曲「パガニーニの主題による狂詩曲」をポップス風にアレンジした。指揮と総編曲をイルミナートフィルハーモニーオーケストラの西本智実氏が担当。今回の異色の試みは、メンバー4人が同時に会議室に呼ばれ、スタッフから聞かされて知ったという。

 リーダー小山慶一郎(31)は「曲がかかった瞬間、これが僕らの曲になるとは思わなかった。4人で一緒に聴くのも初めてかも。サプライズのような感じで、もらえた曲だった」と第一印象を明かした。加藤シゲアキ(28)は「クラシックということでドキドキしたけど、気品があってかっこいい」と、出来に太鼓判を押した。

 ミュージックビデオでは、手越がスパイに追い掛けられる際、ウインクする場面がある。加藤が「ウインクをするところが見どころかな」と話すと、手越は「監督の指示じゃなく、自らやりました。悪い傾向ですね」と笑った。テレビカメラに向かってウインクをリクエストされると、照れながらも8台のカメラに順々にウインクするサービスぶり。小山が「皆さん、バッチリ撮れました? でなければ、テーク2を…」と割って入ったが、手越が「もういいんだよ!」と苦笑いで遮った。

 今年はシングル、アルバム発売にツアーと、グループとしての活動が目立った1年だった。増田貴久(29)は「今年はNEWSの活動をたくさんできた。個々で1年間で経験したことを来年も生かせるように、16年の方がいい年になるようにしたい」と抱負を語った。手越は「NEWSで何かしらの冠を持ってやりたいという欲はある」と、テレビの冠番組奪取への思いも口にした。