アンチエイジングを提唱する乳がんの専門家、ナグモクリニックの南雲吉則院長(60)が7日、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で行われた乳がんの定期健診をうながすパーティー「ピンククリスマス」にゲスト出演した。

 乳がん患者の検診、手術、乳房再建を支援するKSHS(溝口綾子代表)が主催で、南雲院長は150人を前に、がんを予防することの大切さを話した。

 南雲院長は「僕は乳がんの専門家として、がんの全摘、乳房再建をしてきたが、この30年で乳がん患者は3倍に増えてしまった。僕の使命は、今の3分の1、30年前の状態に戻すこと。早期発見、最新治療ではなく、がんになる前に食事と運動で予防することが大切」と話した。

 がんにならないための「健康3カ条」として<1>低糖質の食事<2>有酸素運動<3>発酵食品を挙げた。南雲院長は「食と運動でがんを防ぐ。きちんとやれば、ウエストはくびれて肌はすべすべになる。きれいで格好良くなれば、がんにならない」と話した。

 パーティーにはライザップでダイエットに成功した生島ヒロシ(64)が駆けつけ乾杯の発声。歌手尾崎亜美(58)、タレントのアンミカ(43)も出席した。