お笑いタレント小籔千豊(50)が3日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。ドジャース大谷翔平選手(29)が、今季第1号を放った際の発言に感服したことについて語った。

この日の番組では、4月の大谷選手の記録について特集。大谷選手は右肘の手術やドジャースへの移籍、元通訳の水原一平氏の違法賭博問題など、さまざまな重圧や苦難を乗り越えて活躍を続けている。

これに、元女子プロテニス選手の沢松奈生子氏(51)は「水原さんのこともあって、周りはその影響で成績も落ちるんじゃないかという風にどうしても見るので、絶対に奮起したかったと思うんですよ。それでこれだけの成績を収められて、ご本人もホッとしている部分もあるんじゃないかな」と胸中を思いやった。

小籔は、大谷選手が今季第1号を放った際に「メンタルを言い訳にしたくはない。そこも含めて技術」と語っていたことに、「もう(自分が)怒られているかのようなセリフ。そんなんで甘えてはいけないんだなと思います」と苦笑。

スポーツ界ではこれまで、日本人が体格やパワーの面で劣っていると考えられてきたことに触れ、「もう言い訳できなくなったし、習慣、考え方を変えれば、こういう(活躍できる)ことにもなるんだということを証明された。頑張ってコツコツ…メンタルも鍛えてやれば何でもかなうんやと思ったら、叶わへんという言い訳ができなくなった。この人はそういう意味でもすごい」と改めてたたえていた。