東山紀之(49)が22日、都内で、主演するテレビ東京系新春時代劇「信長燃ゆ」(来年1月2日午後9時)の会見に、共演の栗山千明、中島裕翔、神山智洋らと出席した。朝廷との対立などを織り交ぜながら織田信長の野望を本能寺の変まで描く。

 東山は、NHK大河ドラマ「真田丸」(来年1月10日スタート、日曜午後8時)で、友人の吉田鋼太郎が信長を演じることに「鋼太郎さんに俺をこえてみろとメールをしたい」。さらに吉田に勝っている部分にも「ルックスを含めて全部です」と自信をみせた。

 また、これまで多くの俳優が演じてきた信長を演じることに、東山は「僕は成熟した政治家のイメージで演じた。本能寺の変で死んだとされるが、逃げたという説もある。希望を持った最期ととらえて演じた」と語った。

 ヒロイン勧修寺晴子を演じた栗山は「時代劇の経験が少なく、十二単(ひとえ)が大変でしたが、多くの人に支えられて頑張りました」。森蘭丸を演じた中島は「東山さんの背中を見て勉強した。東山さんの殺陣は圧巻でした」。森坊丸を演じた神山は「緊張している中、東山さんが、気さくに話してくれて、僕の中でお父さんのよう」と語った。他に共演は寺尾聰、石丸幹二、佐藤隆太ら。