韓国の女性4人組グループKARAが、事実上解散することが15日、明らかになった。韓国の所属事務所、DSPメディアが公式サイトで、この日をもってメンバーのパク・ギュリ(27)ハン・スンヨン(27)ク・ハラ(25)との専属契約を終了すると発表した。

 サイトには、韓国語で書かれた報道資料が掲載された。「この9年、苦楽を共にして参りましたパク・ギュリ、ハン・スンヨン、ク・ハラは、本日をもって専属契約が終了しました」と報告。「お互いの発展のため、今後はソロで、幅広い分野で活動していきます。当社は彼女たちの将来に惜しまない応援と幸福をお祈りしたいと思います」などとつづった。

 メンバーのホ・ヨンジ(21)は同事務所に残るという。「ホ・ヨンジは今後アーティストとして、より良い姿をお見せできるように励んでいく予定で、当社も最善を尽くして手助けをしていきます」としている。

 KARAは07年3月、韓国で4人組としてデビュー。08年2月に1人が脱退し、ハラとジヨンが加入。14年1月にチョン・ニコル(24)が、4月に知英(ジヨン=21)が脱退し、同年7月にヨンジが加入するなど、メンバーの入れ代わりを経て現在の4人組に至っていた。

 ◆KARA(カラ) 07年3月、韓国でデビュー。09年「Honey」で韓国チャート1位を獲得。10年8月「ミスター」で日本デビューし、おしりを振るダンスと、かわいらしい日本語トークでブレーク。同年のオリコン新人セールス部門では13億円を売り上げて1位。11年末にはNHK紅白歌合戦に初出場。13年1月には韓国女性アーティスト初の東京ドーム公演も開催した。