北島三郎(79)率いる北島ファミリー4人が3日、東京・八王子市の高尾山薬王院で豆まきを行った。

 04年からの恒例行事だが、北島はインフルエンザにかかって欠席。08年にNHKの生番組出演のために休んだことがあるが、病欠は初めて。本人の代わりに、高尾山ケーブルカー登り口付近に設置してある“等身大サブちゃん銅像”が参加した。

 事務所関係者によると、北島は現在、熱も下がり、都内の自宅で安静にしているという。

 今朝、本人と会ってきた北山たけし(41)は「おれの分まで精いっぱい、福をまいてこいと言われました」と報告。インフルエンザにかかったのは「(鼻の穴が大きくて)人よりも吸い込みが良いからねと、本人がいつも言っていますから」と笑わせた。

 原田悠里(61)も「(北島は)水虫が悪化して入院したぐらいで、病気をしない人。いないと寂しいわ」と言いながら、サブちゃん人形の額に手を当てて「熱は下がったみたい」とおどけてみせた。

 今年は北島が55周年で原田が35周年。そして山口ひろみ(40)が15周年という節目の年。大江裕(26)と4人で声を合わせ、「師匠の55周年をファミリー全体で盛り上げていきたい」と誓っていた。

 07年も今年と同様、インフルエンザが大流行。あの時、北島は「どうせはやるなら、歌がはやってほしいよね」とジョークを飛ばしていたが、今年はインフルに罹患(りかん)してしまった。