タレントの若槻千夏(31)が、アイドル時代のファンの言葉に号泣する一幕があった。

 若槻は12日深夜に放送された日本テレビ系「ずっと引っかかってました。~ヒロミ&ジュニア心のとげぬき屋~」に出演。自身の心に「引っかかっていること」として、バラエティータレントに転身してイメージが変わったことで、「アイドル時代のファンを後悔させてしまっているのでは」との思いを明かした。

 若槻は2001年にグラビアアイドルとしてデビューし、レースクイーンやアイドルユニットのメンバーとしても活動していた。当時は握手会に2000人のファンが集まる人気ぶりで、クリスマスプレゼントとして自身の写真集を100冊買ってくれる熱狂的なファンもいたという。しかしバラエティー番組に出るようになってからファンが激減したといい、若槻は「余計なことを喋ることでファンが減っていった」と振り返った。

 番組では、若槻をアイドル時代から応援していた男性ファン3人がVTR出演。2006年頃にファンが激減した理由はAKB48が台頭してきたことで流れてしまったと分析し、バラエティーでの発言でファンが減ったとする若槻の推測に対して「(若槻の)性格とか雰囲気とか人間性もわかっているので、(イメージは)全然変わらない」とした。

 また、自分たちが若槻のファンだったのは「純粋に彼女に売れて欲しいという思い」だとし、ファンだったことについて「後悔は全然ない」「ムダなお金を使ったとは思ってない」とコメント。若槻はこのVTRを観ながら涙を流し、「うれしいー。ありがとうございます」と感激。その後もトークを続けようとしたが「気の利いたコメントできないです。ほんとにごめんなさい」とあふれる涙を止められなかった。