吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8時)の28日第17回の平均世帯視聴率が10・1%(関東地区、速報値)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・8%だった。

前週の第16回の世帯平均は10・5%、個人視聴率は6・1%だった。

第63作大河ドラマで、吉高由里子演じる紫式部を主人公に、1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家の波乱の一代記を描く。脚本は“ラブストーリーの名手”とも称される大石静氏が担当する。

◆第17回あらすじ「うつろい」

一命をとりとめたまひろ(吉高由里子)。乙丸(矢部太郎)から道長(柄本佑)が夜通し看病してくれたことを知らされる。道長は民を救うべく疫病患者を収容する小屋を建てようとしていた。その頃、道隆(井浦新)は体調を崩し衰弱し始める。定子(高畑充希)は兄・伊周(三浦翔平)が関白に準ずる職につけるよう一条天皇(塩野瑛久)に働きかける。対する詮子(吉田羊)は…。そんな中、意外な人物がまひろを訪ねてくる。