女優の藤原紀香(44)が、睡眠時間を削って熊本地震の被災者へのエールを送り続けている。

 紀香は1995年の阪神・淡路大震災で被災した経験もあり、これまでも国内外のボランティア活動を熱心に行ってきた。14日夜に熊本県で最大震度7を観測した地震発生直後にもブログで「21年前の神戸の時と同じ震度7ということです 揺れの大きかった地域の皆様大丈夫でしょうか?!」と呼びかけ、「現地の皆様、落ち着いて、どうか無事でいてください。助け合って、身を守ってください。閉じ込められている方は、絶対あきらめないで!」とエールを送っていた。

 その後もブログやフェイスブックでは、被災者から寄せられた現地の状況や支援情報などを共有するとともに、コメントに回答する形でエールを送っている。19日に更新したブログでは、避難している被災者に「休める時は少しでも目をつむったり、目を普段は動かさない左上、右上などにぐるぐると回してみたり、ストレッチなどをしてみてくださいね」とアドバイスを送った。

 女優業だけでなく、歌舞伎俳優の片岡愛之助と結婚したばかりで“梨園の妻”としても忙しいはずの紀香に、ファンから「疲れがたまってないですか?」と心配する声も寄せられているが、紀香は「ありがとう。家のことも、外のこともやることがたくさんあり、睡眠はあまり取れていませんが、現地のみんなのことを考えたら、眠いなんて言ってられないですよね。できることをやっていきたいと思っています」とコメント。なんとこの日は睡眠時間が80分しか取れていないが、「“やらないより、やったほうがいい”と思っています。 “やらない善よりやる偽善”とおっしゃる方もたくさんいますね。寄付や物資でのお手伝いはもちろんのこと、なにかしらのお役に立ちたいと思っています。少しでも喜んでくださる方がいるのなら」と支援を続ける理由をつづった。